古い宿がたくさんあるレトロな渋温泉 浴衣と下駄が似合う街

渋温泉は横湯川そって開かれた比較的小さな温泉で、温泉街は長さ600メートルであまり長くありません。レトロな街並みで木造旅館が並びとても風情のある温泉街です。ジブリアニメ千と千尋の物語で有名な金具屋旅館もここ渋温泉にあります。街道沿いには旅館やホテルお土産物屋さんが並んでいます。決して賑やかとは言えず、どちらかというと少しひなびた感じがしましたが古い建物が残っており歴史を感じました。土日なので人はまばらに多く浴衣姿の方が多かったです。これという娯楽施設はありません、しいていうならば射的場ややっているのか分かりませんが無料卓球場というのがありました。お土産屋さんはほとんどなかったですが、宿泊者なら外湯が9カ所あるので外湯めぐりだけでも楽しめると思います。立ち寄り入浴の人は渋温泉だと外湯なら大湯だけ入れますが渋温泉周辺には温泉街が何カ所かあるので立ち寄りでも湯めぐりをまわろうと思えば十分満喫できると思います。 その他にも湯田中駅から和合橋バス停付近に小さい観光案内所があってそこで聞くと渋温泉のホテル5カ所でも500円ぐらいで入浴できるようです。その内1カ所だけ入りましたが、かめや旅館という所は明治創業の旅館で全てが貸切で空いて入れば大浴場でも自由に使う事が出来ます。日帰り客も受け付けている宿ですが1時間500円と時間制限があるのでゆっくりしたい人には日帰り入浴ではあまりおススメはできません。時間が気になったので全部は入っていないのですがシャンプーとかシャワーとかなさそうな感じでしたが石鹸はありました。貸切風呂は無料みたいで結構沢山ありましたがどの風呂も泉質が違うと言っていました。時間があればもう少し入りたかったかなと思う宿でした。
夕食は事前に渋温泉に行く前に長野に行くならおそばを食べたいと思いせっかくならうまいそばが食べたいと思いどこが旨いのかなとネットで評判を見ていたら渋温泉の玉川本店のそばがおいしいと書いていたので、夜の6時から開くのでそれまで渋温泉の町を散策して時間つぶしをして待っていました。中に入ると4席しかない個人経営のおじいさんとおばあさんがやっている小さなお店で食べ終わるまで誰もいませんでした。おしながきをみながら何を食べようかと迷っていて信州特産のくるみをしようした特製のたれをお店で使っているくるみだれそばを注文しました。そばはもちもちで平べったい感じでなんだか透き通っていてとても旨く、くるみだれのタレは甘くておそばにあいました。そばを食べ終わったらそば湯を飲みましたがこれもまた美味しく絶品でした。

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